コラム

25年ぶりの“6月の花嫁”との再会

今日、パチプロ探偵第6巻で“6月の花嫁”のエピソードのモデルになったカップルと25年ぶりに再会です。

初代CR大工の源さん全盛期の平成10年1998年に、物語でパチンコホールで常連さんたちに祝福されて結婚式をホール内で挙げたお話です。
パチコビレッジで配信中です。

あの頃はリッチなホールが全国に出現し始め、結婚式場に負けない設備の大きなホールも珍しくなくなってきた頃で、ホールでの結婚式もまんざらフィクションとは思えなくもない時代の、パチプロ探偵ナナのエピソードでした。

これも15年前に偶然街で再会したメカハイエナさんと、“6月の花嫁”のモデルになった奥様と連絡が取れて、25年ぶりの再会が叶ったのです。
パチンコ同窓会を現実の出来事に出来た夢のような夜でした。

お互い25年の年月を重ね、いいおじさんおばさんに外からは見えたでしょうが、本人たちはバカリズムさん脚本の“ブラッシュアップライフ”じゃないけれど、タイムリープしてあの頃のままの再会です。
懐かしさと変わらぬ若さに、喜びもひとしおです。

パチンコ台の思い出は、その当時にタイムリープさせてくれる、バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアンよりタイムマシン効果抜群で、当時夢中になった台の話になるとホールでの光景が蘇ります。
周囲にいた人々も次々に思い出して、いろいろなエピソードがマンガ以上に盛り上がります。

パチンコホールの常連さんで、ほとんど本名も知らず、ニックネームや容姿の特徴で思い出します。
“いた!いた!”と一同の記憶の扉が一気に開いて、懐かしいエピソードに花が咲きます。

みなさんも長くパチンコを打っていると、“あの人どうしてるかな?”と、ふと気になるお客さんや店員さんもいらっしゃるでしょう。
日常と違う別世界を共有してきた人間だけがわかる、パチンコホール独特の匂いと空気感は、学生時代のほろにがい、思春期の甘酸っぱい思い出と違って、大人がパチンコというゲームと出会って夢中になれた、あのワクワクドキドキ感を共有出来た、わずかな期間でも喜びも悲しみも味わった戦友との再会です。

いろいろなホールをカニ歩くドンキホーテ、いまでもホールの1ぱちコーナーへ行くとパチンコ好きのおじさんおばさんの中に、30年前の常連さんを見掛けることもあります。
パチンコ台は時代と共に変わっても、パチンコ好きのハートは変わっていません。

いまだに釘も見ないし、プロっぽい行動は一切しないドンキホーテのスタイルは30年全く変わりません。
40歳、遅咲きの“パチンコバカ”有吉弘行さん命名のボクのあだ名第1号です。
そんなボクのマンガのネタにされちゃって、ホールで式こそ挙げなかったけれど夫婦になったお二人が、仲良く目の前に座って一緒にお食事してる姿に、めちゃくちゃ暖かいモノがこみ上げてきたドンキホーテです。

お二人は会社経営をされていて、二人仲良く今でも時々ホールに行くこともあって、パチンコは人生のホンの香り付け程度になってしまいましたが、“あの頃が一番楽しかった”とおっしゃってくれました。
あの頃は個人情報保護法も無くて、皆さんよくマンガの主人公になって頂きました。
考えると、時代が味方してくれたパチンコバブルだったわけです。
皆さんが元気で、幸せでいてくれることがボクの願いです。

奇跡の一夜になった“6月の花嫁”ご夫婦と会えて、カミさんもメカハイエナさんととても幸せな気分になれたのでした。
あなたも会ってみたいパチンコホールの昔の常連さんっていらっしゃるのではないですか?
ボクのマンガを読んでた方たちも一緒にタイムリープした夜でした。

▼2月23日実戦収支
A店収支
-3500円

B店収支
-2000円

C店収支
-2500円

▼1日トータル収支
-8000円

▼2024年2月トータル収支
+28万4500円

▼2024年トータル収支(※2月23日現在)
+78万2000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年2月23日
+9811万6740円

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