コラム

映画とドラマ漬けのドンキホーテ

今期のドラマも次々に最終回を迎えて、4月からの新ドラマの始まりにワクワクしているドンキホーテです。

劇場での映画も片っ端から観るドンキホーテ、29日から封切の“オッペンハイマー”、決してドッペルゲンガーではありません。
クリストファー・ノーラン監督がアカデミー賞を受賞した原子爆弾の開発に携わった物理学者のロバート・オッペンハイマーの物語です。
日本では公開されないのではと危惧していたのですが、見事アカデミー賞7部門を、作品賞も監督賞も受賞して話題になっています。

“メメント”の記憶の巻き戻しのくり返しにド肝を抜かれたのが2000年!24年前です。
クリストファー・ノーラン監督とジョナサン・ノーラン脚本と兄弟の天才出現に映画界は揺れました。
まだご覧になっていない方は“メメント”をサブスクか何かで探して観て下さい。脳ミソがパニックを起こしちゃう、いま流行のタイムリープを20年前に見事にサスペンスに仕上げています。

クリストファー・ノーラン監督をメジャーにしたのは、バットマンの“ダークナイト”です。
アメリカンコミックを大人の鑑賞に耐えられる作品にした名作です。
オッペンハイマーは果たしてどういう仕上がりなのか、5回観てわからないという評論家もいるくらい複雑な伏線回収も楽しみです。

“ゴーストバスターズ/フローズン・サマー”は映画館の予告を観て凍るCGが圧巻です。
前作もカミさんと映画館で観ました。女性ばかりのゴーストバスターズ、面白かったですね。
亡くなられたお父さんの遺志を継いだ息子のジェイソン・ライトマン親子の“ゴーストバスターズ/アフターライフ”はオススメです。
ジェイソン・ライトマン監督といえば“JUNO/ジュノ”が超オススメです。青春映画の傑作と言えます。

来週のロードショーも楽しみですが、“婚活1000本ノック”も毎週腹抱えて笑ってましたが、終わっちゃいました。
幽霊のクソ男、山田役の八木勇征さんと3時のヒロインの福田麻貴さんの演技が予想以上に良くて笑わせてもらいました。
心の声の滑舌が良くて、福田さんの台詞がスムースに入ってきてお笑い芸人の域を超えていました。
1回目の竹財輝之助さんの名演技と野村周平さんの演技力に支えられた“婚活1000本ノック”でした。

“アイドリング”のメンバーだった元アイドルと言えば朝日奈央さんの“ブラックガールズトーク”も終わってしまいましたが、まだまだ続けられそうです。
毎回4コマあるあるネタで笑わせてもらいました。

ガッカリ系はヘタなサスペンスで台無しにした“厨房のありす”と“となりのナースエイド”、日テレドラマは壊滅的で、深夜の“めぐる未来”のほうがよっぽど面白かったです。
“ネメシス”といい“新空港占拠”といい、Hulu絡みもいまひとつです。

今期、尻上がりに盛り上がったTBSの“Eye Love You”のチェ・ジョンヒョプさん人気と、二階堂ふみさんのくすぐったいラブコメは、さすが“火曜10時のTBSドラマ”を守りました。
次のめるること、生見愛瑠さんの新ドラマ“くるり~誰が私と恋をした~”初主演おめでとうございます。連ドラ初主演の日が来ると予想していました。
バツグンの演技力で、“ケ・セ・ラ・セ・ラ”の主題歌もヒットした、3人の女性のドラマ“日曜の夜ぐらいは…”めるる上手すぎィ~!と、思わず演技力に脱帽しました。脚本の岡田惠和さんも驚いたのではないでしょうか。

今期は何と言っても今週金曜日で最終回の宮藤官九郎さんのドラマ、“不適切にもほどがある”に尽きると言っていいでしょう。
世の中やTVやマスコミが自分で自分の首を絞めているようなコンプライアンスの厳しさを笑い飛ばす宮藤官九郎シナリオが出色で、大人計画の舞台でよく観たミュージカル仕立てなのも、TVで花開きました。
“さあ、タイムマシンの行方はどこへ?”

金曜夜10時が待ち切れないドンキホーテなのです。

▼3月26日実戦収支
A店収支
-7500円

B店収支
-3000円

C店収支
+3000円

D店収支
-5000円

▼1日トータル収支
-12500円

▼2024年3月トータル収支
+21万5000円

▼2024年トータル収支(※3月26日現在)
+108万8000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年3月26日
+9842万2740円

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