コラム

おいハンサム!と寄生獣

4月に入ってNetflixの配信で世界ランキングでも1位で登場した韓国製ドラマの“寄生獣-ザ・グレイ-”にハマっています。
映画版は2014年、染谷将太さん主演で、ゴジラ-1.0の山崎貴監督の劇場版も買っちゃったドンキホーテですが、今回の韓国版は新感染ファイナル・エクスプレスのヨン・サンホ監督で、圧巻です。

月刊アフタヌーンで連載したばかりの岩明均先生と講談社のパーティでカラオケを無理強いされてた岩明先生のシャイな姿が思い出されます。1990年代の思い出です。
いま、寄生獣がこんなにメジャーで大ヒットしている現実を心から嬉しく思っています。

ヨン・サンホ監督のドラマの最終回に菅田将暉さんが出演することが、今ニュースになっています。
このドラマのスピード感と、冬ソナのキム次長のクォン・ヘヒョさんがやさしいおじさんの刑事で出演されていて、冬ソナファンは感無量です。
一気に寄生獣を見ちゃっています。マジで面白いドラマのひとつです。

もうひとつ、テレビドラマの“おいハンサム!!2”が帰ってきました。

原作の伊藤理佐先生はデビュー当時ボクの尊敬する編集者の方がコミックジャングルというマンガ誌を創刊した時に、ボクはめちゃくちゃハードな極道戦国志“不動”を連載していたのですが、伊藤理佐先生は“ぐるぐるッと!”を連載されていた創刊メンバーでした。
キョンキョンこと小泉今日子さんが表紙の平成3年(1991年)のワニブックスが刊行したマンガ誌でご一緒しました。
“おいハンサム!”はNetflixやその他で、第1シーズンはご覧になれます。

吉田鋼太郎さんの魅力と、MEGUMIさんの奥さんと3人の娘さん、木南晴夏さんに佐久間由衣さんに武田玲奈さんの息もピッタリで、伊藤理佐先生の“おいピータン!!”や“渡る世間はオヤジばかり”や“結婚泥棒”など数々のコミックスが原案になっていて、オフビートな笑とド直球のギャグも織り混ぜた平成のホームドラマは、令和のいまにピッタリです。
毎週土曜日の夜が楽しみで仕方がありません。“バッキューン!”に大笑いです。

いまや、サブスクも絡めてドラマ最盛期と言っていいでしょう。劇場用映画もTV向けのものも含めて大量生産です。
VIVANTのように、日本国内では大絶賛でも女性キャラクターの扱いで、海外ではサッパリというパターンもあります。
国民性やメディアの方向性も問われる部分は、製作者の方たちは大変だなぁと感じてしまう部分ではあります。

今期のドラマはこれから出揃いますが、めるること生見愛瑠さん主演のラブコメ“くるり?誰が私と恋をした??”では、ひと足早く“記憶喪失で家族は?”という疑問を置いてきぼりで、3人の男性の正体を探るラブミステリーのスタートです。
“日曜日の夜ぐらいは…”や“セクシー田中さん”でその演技力の高さは折り紙つきです。
めるるの愛称より、“愛瑠”がお父さんが男の子だったら“メタル”にしたかったというエピソードが、バンドブームだったイカ天世代を思わせてくれました。

他のドラマは重くスタートした“Re:リベンジ-欲望の果てに-”は、また医療業界の権力争いがテーマかと、“グレイトギフト”で食傷気味です。
“ACMA:GAME アクマゲーム”や“Destiny”や“約束~16年目の真実~”や“366日”は、ちょっと様子見です。

文句なしの傑作は、山本周五郎原作の“季節のない街”を“不適切にもほどがある”の宮藤官九郎さんが名優たちで、あの黒澤明監督の“どですかでん”にチャレンジです。
30分のドラマですが、1時間や2時間ドラマを吹き飛ばす中身の濃さで圧倒されます。

ドラマだけでなくバラエティも豊作で、中でも“日本怪奇ルポルタージュ”と“あのちゃんの電電電波♪”は、深夜の仕事中の楽しみです。
超TV&映画ウォッチャーのドンキホーテのエネルギー源となっています。

▼4月13日実戦収支
A店収支
-2500円

B店収支
-8000円

C店収支
-9500円

▼1日トータル収支
-20000円

▼2024年4月トータル収支
+17万円

▼2024年トータル収支(※4月13日現在)
+132万3000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2024年4月13日
+9865万7740円

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