コラム

アマチュアの時代だ!

東京喰種の新装初の週末、どこも5~10台レベル、多いホールは1列18台導入のところもあて、ビッシリのお客さんでにぎわっています。
どう抗ってみてもラッキートリガーの時代は、次のLT3.0の衝撃のギャンブル台登場に向けて、大きなうねりを見せています。
シカトを決め込んでいる方も、“ラッキートリガーはねぇ”とエヴァや海の世界に避難している方たちすらひきずり出そうという激しい台が出番を待っています。

じわじわ出玉がラッキートリガー台へ流れ始めた4月が終わりかけています。
一撃万発なんていらないから、のんびり遊ばせてというおねだりも、ホールは無視し始めています。
ゲームに課金するなら、パチンコで現金を手に入れさせようと目論んでいます。

メーカーは1台でも多く新台が売れないと社員が困るし、ホールも一人でも多くのお客さんが来てくれないと困るのは昔から変わりません。
プロの方たちにゴッソリ抜かれて青息吐息のホールも多いので、素人が勝てる“おみじくマシン”のラッキートリガーを出してきました。

釘に関係なく一撃の抽選で台の明暗がくっきり分かれます。
プロの方も首をかしげる台があちこちに出現しています。
これって、30年前にCR(カードリーダー)機が登場したときに、それまで羽根モノや現金連チャン機で釘を見てしっかり1日勝負をして食べてたプロの方々が、CR機の予想外の爆発と素人のお客さんのバカ勝ちを毎日目撃するようになった頃に似ています。

2025年、LT3.0のラッキートリガーが、遅くてもお盆には登場して、年末に向けて暴れます。
いままでのチャージ小当りにウンザリしているアンチラッキートリガーや、出玉のショボさに不満タラタラだった多くのパチンカーのド肝を抜く初当り出玉の時代の幕開けです。

3000発に馴れた頃には、1万発出してからラッキートリガーで上乗せなんてゲーム性も登場して、“素人のおみくじ台”がホールに溢れ始めます。
プロ泣かせの台で一般の集客に賭けています。

トム・クルーズの“ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング”が5月23日、日米同時封切ですが、いまロックグループ、クィーンのフレディ・マーキュリーを演じてアカデミー賞を獲ったラミ・マレック主演のスパイ映画“アマチュア”がヒットしています。

銃も撃てないド素人の主人公がどうやって世界を股にかけて、妻を殺したロシア人スパイ4人を次々に始末していくのか、素人スパイの新しい闘い方が面白いのです。
CIAで暗号文や、ネットの分析官の主人公が、防犯カメラで、いま世界のどこにいても即座にバレちゃうシステムの裏をかいて行動します。
爆弾の開発装置は得意でも、目の前の人を銃を持っても撃ち殺せない性格です。

この“アマチュア”の一番の見せ場は、空中プールの破壊のようですが、実は007のように美女と一夜を共にする従来のスパイの姿はありません。
いざとなったら銃で自殺を決意しているイスタンブールの女性スパイが心強い味方です。

スパイの悲しさを、この女性の存在がインパクトを与えてくれます。
ジェームス・ボンドやド派手なアクションはトム・クルーズに負けていても、ドラマはパソコンオタクの主人公の決死の仕置人ぶりは新鮮です。
スパイ映画の流れを変えます。

いまやネット社会で、パソコンを自由に操れるラミ・マレックこそ、2025年のスパイの姿です。
私的な理由で4人のロシア人を殺していくストーリーは、今作のヒットでもっと面白くなりそうです。
“ボクだったらこうする”と思う部分もあります。

WOWOWのエディ・レッドメインの“ジャッカルの日”が全10話、今日終了しました。
もう劇場よりこっちのジャッカルの超オリンピック級のスナイパーぶりにウットリです。

久々に興奮した最高傑作です。

▼4月26日実戦収支
A店収支
-3000円

B店収支
-2000円

▼1日トータル収支
-5000円

▼2025年4月トータル収支
+38万6500円

▼2025年トータル収支(※4月26日現在)
+124万5200円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2025年4月26日
+1億277万7240円

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