コラム

かわぐちかいじ先生との出逢い

9月で連続ドラマが次々に終わって、ドラマロスの方も多いと思います。
圧倒的視聴率で終わったTBS系の“VIVANT”は民法が朝ドラの視聴率と唯一張り合った作品としてしばらく尾を引くのは間違いないでしょう。
きのうのフジテレビのバラエティ“スモール3”の出川さん岡村さん爆問田中さんの登場テーマに、早速VIVANTのテーマ曲が使われていて、思わずそれだけで笑ってしまいました。

ヒットドラマのサントラ盤が多くのバラエティのBGMで使われているのは皆さんもよくご存知だと思います。
大河ドラマの視聴率はパッとしなかった宮藤官九郎さん脚本の“いだてん”のサントラも、バラエティでよく使われています。
あまちゃんの大友良英さんの作品はバラエティ向けと言えます。

BS.NHKの毎朝の楽しみ“あまちゃん”もきのう再放送が終わったばかりです。宮藤作品も新ドラマ“季節のない街”がディズニープラスで配信されたりと、ネット配信のNetflixの松坂桃李さんと仲里依紗さんの“離婚しようよ”は、あまちゃんのパロディもあって笑えました。

大石静さんとの共同脚本でしたが、宮藤さんの色の強いパチプロ、錦戸亮さんの存在が出色の出来でした。
まだご覧になってない方、パチンコを打ったことのある方には絶対オススメです。
昔のパチンコバブルには様々なパチプロの方たちがマスコミで取り上げられ、ボクもよく対談したものです。
この“離婚しようよ”の錦戸くんみたいなパチプロがいたら、日本中の女性パチンコファンはよろめいちゃうかもしれません。

話が脱線しましたが、音楽担当の大友良英さんのお兄さんは、皆さんもよくご存知の福山雅治さんの大河ドラマ、“龍馬伝”の監督、大友啓史さんだということは有名です。
大友さんはNHK時代、“ハゲタカ”や“白洲次郎”と受信料を払いたくなる濃厚なドラマを残してくれています。
龍馬伝も含め、DVD-BOXで全てコレクションしています。大友作品としては佐藤健さん主演“るろうに剣心”シリーズもパーフェクトな仕上がりです。

ヒット作は、ヒットさせるべき人たちの手によって作られていることがよくわかります。豊潤な制作費をかけられるNHKで、スポンサーを意識しないで作られるネット配信やNHKやWOWOWのドラマが面白いのは言うまでもありません。
そんな中で民放のTBSが“VIVANT”で一矢報いた偉業と言えます。
役者さんたちの力も忘れてはいけません。

TBSと言えば綾瀬はるかさんと共にテレビ史に残るドラマとして、あのタイムスリップ医師の“JIN-仁-”を忘れてはいけません。
あの仁をやってた大沢たかおさんがしばらくの沈黙を破って、映画“キングダム”で大復活して、今度は“沈黙の艦隊”の海江田としていま番宣でテレビに出まくっていますね。
ボクが近代麻雀でかわぐちかいじ先生と出逢って、“アクター”から“沈黙の艦隊”へと変わっていく過程をずっと近くで学ぶことが出来たのは、ボクの漫画家人生のめちゃくちゃ大きな宝となっています。

自分では思わぬ方向へと導いてくれた週刊モーニングの編集長の手で、パチンコ漫画家ドンキホーテ谷村ひとしを誕生させたことは、誰が予想出来たでしょう。
麻雀マンガで出逢ったかわぐち先生が偉大な作家に化けていった事実にはとても敵いませんが、人生の指針を示してくれたモーニング編集長の存在は、とても大きいのです。
TVで“沈黙の艦隊”の映画紹介を観るたびに1980年代のかわぐちかいじ先生との出逢いを思い起こすドンキホーテです。

ボクの月刊少年ジャンプ連載の“花の親衛隊”のあとがきをかわぐちかいじ先生が書いて下さったことは、大切な宝となりました。

人生70年、振り返るといろいろな方たちに支えられていまのパチンコドンキホーテがいることを実感して、人との出逢いがいかに人生を左右するか、しみじみ感じているドンキホーテです。

▼9月30日実戦収支
A店収支
-2000円

B店収支
-9000円

C店収支
±0円

D店収支
-500円

▼1日トータル収支
-11500円

▼2023年9月トータル収支
+34万5400円

▼2023年トータル収支(※9月30日現在)
+414万4000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年9月30日
+9614万1740円

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