コラム

ランキングには敏感になる

“翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~”が“ゴジラ-1.0”を抜いて今週の映画興行収入No.1になりました。スクリーンを増やして上映回収を滋賀と埼玉で1日20回上映している映画館があるくらいなので、そりゃ1位になるわって納得のランキングです。

じつは、日経MJでひと足先にチェックしていたドンキホーテです。
流行に敏感なドンキホーテはネットのチェックも欠かしませんが、紙媒体のチェックも欠かしません。
少し印刷の関係で遅れはしますが、今週の映画興行収入ラインキングはもちろんテレビ番組の視聴率にDVDレンタルランキングも一気にチェック出来ます。
BOOKランキングやCD売上ランキングも毎週チェックしています。
エンタメチェックの記事も面白く、今週は映画“怪物と木こり”を三池崇史監督のインタビューで紹介してくれています。

今から33年前、ボクのマンガ「不動」をVシネマにして下さったのがデビュー間もない三池崇史監督でした。こちらもMEN'S NON-NOのモデルだった谷原章介さんを主役に、博多の若きヤクザの首領のバイオレンス映画です。
ドイツの映画祭で受賞したりして、三池監督がいきなりスポットライトを浴びた作品です。
いまでもどこかで放送されると忘れた頃に放送印税が振り込まれる“不動”です。
ハチャメチャなバイオレンスはドンキホーテのルーツでもあるので、パチンコでしかボクを知らない方は是非マンガもご覧下さい。

他に舞台情報から居酒屋売上ランキングや、デパートや各チェーンの売上も丸裸です。
新製品のあらゆるジャンルの商品も紹介しているので、とても役に立つ新聞です。ボクの情報元のひとつとして、失くなって欲しくない新聞です。
どうしてもネットに頼りがちな今、貴重な紙媒体のひとつです。

紙と言えば、もうひとつ東京新聞をいまでも取り続けているドンキホーテの一番の楽しみは、毎朝の青沼貴子先生のカラー4コママンガの“ねえ、ぴよちゃん”が最高の癒しになっています。
青沼先生の描くネコの又吉と飼い主の小学生ぴよちゃんの心暖まる、 “くすっ”が毎朝サイコーの楽しみなのです。

そして東京新聞の記事も映画化された“新聞記者”のモデルになった政治家秘書の自殺問題や、反原発記事などボクのツボなのです。
毎週末の映画コーナーの批評も映画館へ行く道しるべになっています。
今週はリドリー・スコット監督の“ナポレオン”に注目です。
ジョーカー役のホアキン・フェニックスの演じるナポレオンは、あの天才監督スタンリー・キューブリックですら映画化が幻になっている題材です。
これは今週どこかで映画館に行くしかありません。

新しいモノ好きのドンキホーテがパチンコの新台に異常に好奇心をそそられるのも皆さん納得されることと思います。
しかもランキングに敏感なので、ホールのランキングボードは片っ端から写真で保存しています。

出玉ランキングはパチンコを打ってる間一番気になるモノです。スマパチ登場時などポテンシャルが気になります。
ボクのランキング好きは1979年デビュー当時の週刊少年ジャンプのランキングに苦しみ続けてきた過去があります。
読者の支持を得られなければ即連載打ち切りというシビアの世界にもまれて、たくましくなったと思っています。

パチンコ台も、何がいつヒットするかはホールにデビューしてからじゃないとわかりません。自分で打ってみないとわからないというところが30年間飽きずに打てる一番の理由なのです。
ランキングにヒヤヒヤする人生も悪くないものです。慣れてしまったら終わりだと思っています。

▼12月1日実戦収支
A店収支
-10000円

▼1日トータル収支
-10000円

▼2023年12月トータル収支
-10000円

▼2023年トータル収支(※12月1日現在)
+495万4000円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年12月1日
+9695万1740円

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