コラム

Re:ゼロがつくるスマパチ時代

Re:ゼロ、Re:ゼロで暮れる週末といった日本中のホール、あと何台あれば座れるのでしょう。座れなくてイライラしている2週間です。
前作が空かないホールもあって、Re:ゼロが改めてこんなに支持されていたのかと驚いている方も多いのではないでしょうか。

安定した出玉で、大当り10~15回でもヤメないファンも多く、出玉でRe:ゼロから始める異世界生活season2に力を入れてるホールでは、2~3万発は当たり前、4~5万発のRe:ゼロ2の多さが現在の人気を支えていると言っていいでしょう。

どの台が10連するか様子を窺う夜のRe:ゼロ2のコーナーです。
今月は、14日発売のパチンカーZの“ドンキホーテが行く”もRe:ゼロ2実戦です。
パチンコ必勝本プラスオリ法のオリ法バンザイもRe:ゼロ2の実戦マンガです。
フラリと現れた70歳の老人がオスイチ先バレで“ポギューン!!”とボタンを光らせ、他の9台のRe:ゼロ2の若者の視線を浴びる瞬間をマンガにしました。

ホントに70歳の老人が打ってる姿は珍しいRe:ゼロ2のコーナーの特色です。
若いカップルの女性は珍しくありませんが、40代以上のサラリーマンや主婦層を見掛けることは一切ありません。20代の若者がまだスマパチはS.A.OとRe:ゼロ2を占拠しています。
いまだにRe:ゼロそのものを触ったことのないパチンコファンも珍しくありません。
こんなに打つ世代を選ぶパチンコ台も珍しく、一斉に導入される大量導入が珍しい今のパチンコの象徴でもあります。

じわじわ3年かけて歴代14シリーズのファンも喜び、新しく海や他の台を打ってたパチンコファンを巻き込んで、いまやエヴァンゲリオンシリーズは15代続いた歴史が後押ししています。
甘かったり辛かったりをくり返しながら続いたエヴァシリーズを振り返ると、“私はシトフタから打ったわ”とか“福音から”とか、様々なエヴァの歴史を感じさせます。

とはいえ、あの初代の500分の1のZFタイプのトリコから、400分の1のSFタイプのSFタイプの暴走モードが2R確変の突確で一世を風靡したエヴァのインパクトは、いまのRe:ゼロの先バレレベルではなかったと言えます。
2004年の暮れは500分の1のおそ松くんに大ヤマト2と、新時代の幕開けだったわけで、エヴァのZFは別スペックの暴走モードでSANKYOの第2ブランド、大同がBistyに変わるイメージキャンペーンだったわけです。

500分の1は2005年春のウルトラセブンを最後に消えて、400分の1が生き残って、エヴァのSFが大ヒットしたのも18年前のお話です。
あの頃のエヴァもアニメを知らないお客さんがほとんどでした。おそらく、いまのRe:ゼロレベルだったと記憶しています。
ファンの方はそんなことないよとツっ込むでしょうが、パチンコファンにとって天才バカボンや宇宙戦艦ヤマトといったレベルではなかった気がします。
現在のエヴァの認知度は、パチンコ新世紀エヴァンゲリオンのSFスペックのヒットで、この18年間で大きく培われてきたものだと言えるのです。
いまから12月18日より順次登場のシン・エヴァンゲリオンへの期待と不安がどんなにデカいかおわかりでしょう。

どのホールが一番多くシン・エヴァを入れるのか、いまからドキドキです。パチンコP機のTypeレイのレイフィギュアが並ぶのか、ガンダムSEEDの上皿が消えたスマートパチンコのTypeカヲルが一体どのくらい入るのか、予想はつくものの果たして実際は?
ただ言えることは圧倒的に319分の1のTypeレイにお客さんは流れるだろうし、いまのエヴァファンをさらに増やすであろうことは確かです。
問題はスマートパチンコの349分の1のシン・エヴァTypeカヲルくんがどこまで性能の差を見せてくれるのか、S.A.Oから始まりRe:ゼロ2が作ったスマパチの足場をカヲルくんが固めてくれることを信じています。
その前に、Re:ゼロ2に座れるかどうかが目の前の課題です。

▼12月2日実戦収支
A店収支
+4000円

B店収支
-5000円

C店収支
-5500円

D店収支
-6000円

▼1日トータル収支
-12500円

▼2023年12月トータル収支
-2万2500円

▼2023年トータル収支(※12月2日現在)
+494万1500円

▼総トータル収支
1994年3月31日~2023年12月2日
+9693万9240円

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